ファビュラ・コレクティブでは新進アーティストおよびトップクラスのアーティストと共に類まれな作品をつくりあげています
ファビュラ・コレクティブについて
ファビュラ・コレクティブは2019年に設立され、長期的でクリエイティブな繋がりを積極的に育んでいます。直感と経験をもとに、あらゆる分野の新進アーティストおよびトップクラスのアーティストと共に、質の高い、ライブおよびデジタル作品をイギリスおよび世界のお客様にをお届けします。
ファビュラ・コレクティブでは、アーティストが自らの可能性を最大限に実現するためには、リスクを恐れず、探求心を持ち続けられるような、アーティストをサポートし育む環境が必要だと考えています。そのため我々は、アーティストの声に耳を傾け、分野の境界線を越えたクリエイティブな場を提供しています。
一流のトレーニングクラスやメンターシップのアレンジ、舞台や映画の大規模な作品の製作等、我々は様々なステージのアーティストをサポートしています。こうしたプロジェクトの根幹にあるのは、アート(芸術)こそが、他のあらゆるコミュニケーションよりも、深く、我々を「想い」で繋げるものだという我々の信念です。
作品
MOMENTUM
衝動
大きな変化を迎えた時、人は何かを失い、何かを手に入れ、そして前に進んでいく。ミックスビル公演『MOMENTUM衝動』では、七つの短編を通してこのテーマに迫り、観客を感動と興奮へと誘います。
観客を歓喜させ、時に挑発するような七つの短編。語られなければならないこれらの物語を、ファビュラ・コレクティブの提携アーティストとゲストアーティストのコラボでお届けします。
英国ロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場にて2022年9月17日公開。
A Space Left Blank
余白
私たちは常に進歩し続ける生き物です。互いにつながりたいという本能的な欲求すらもテクノロジーで実現してきました。では、お互いをつなぐために作られた液晶画面が本当のつながりを阻むとき、私たちはどうすればいいのでしょうか?『A Space Left Blank 余白』では、ダンサーのトラビス・クローセン=ナイトとジェームズ・ペットがこの哲学的問いに切実さを持って命を吹き込み、便利で無感動なバーチャルによる分断と、人に触れたいという切実な欲求との拮抗をあぶり出します。
HUMAN.
2021年8月28日、29日、東京新国立劇場小劇場にて、クリストファー・マーニー、ジェームズ・ペット、トラヴィス・クローセン=ナイト振付によるトリプルビルのプレミア公演を行いました。
イギリスが誇る文豪、ウィリアム・シェイクスピア、ルイス・キャロル、オスカー・ワイルドの作品をインスピレーションに、本作品では、「狂気とは何か」を探ります。
Private Rehearsals
プライヴェート・リハーサル
ファビュラ・コレクティブでは、国際交流基金とパートナーシップを組み、バーチャル ワークインプログレス作品として、新作戯曲『Private Rehearsals(プライヴェート・リハーサル)』を発表しました。本作品はアレクサンドル・デュマ・フィス作『椿姫』に現代の風刺的な解釈を加えた田尾下哲氏の作品をイギリスを拠点とするオラティポ・アグボルアジエによるアダプテーションで、新進演出家であるハナ・カラスィオーネの演出によりお送りしました。
Ley Line
レイライン
内省、浄化、自己およびアイデンティティといったテーマについて探るコンテンポラリーダンスの4作品。『Ley Line(レイライン)』では、人と人との繋がりの大切さを照らす光の道を言葉なき言語で紡ぎました。
国際交流基金ロンドンとパートナーシップを組み、国際的に活躍する振付家ジェームズ・ペット、トラヴィス・クローセン=ナイトおよび成澤幾波子による作品を繋ぐことで、才能溢れる若きアーティストによる、国境、言葉や文化の壁を超えた作品のお披露目を行いました。
Elevation
昇華
ファビュラ・コレクティブでは、ロンドンを拠点として活躍するコンテンポラリーダンサー、ジェームズ・ペットとトラヴィス・クローセン=ナイトによる作品のお披露目公演を渋谷で行いました。トリプルビル『Elevation / 昇華』では、日本の伝統的な舞台空間で類まれなコンテンポラリーダンスを披露しました。
本作品では、アイデンティティ、自己形成のあやうさ、外から聞こえてくる声と内なる声の見極めや理解といったテーマについて探りました。